太陽光発電 パナソニックHITとソーラーフロンティアCIS の比較
さて、パナのHITとソーラーフロンティアCIS ネットによるとどちらの
評判も良さそうですし、実際にこの両社で比較検討される方も多いとか。
ここで両者の特性とデメリットの比較をしてみました。
簡単ですが、下記のような感じとなります。
<パナソニックHITの特徴とデメリット>
①高出力で高い変換効率を実現したHIT太陽電池
単結晶シリコンに独自の「アモルファスシリコン」を採用したハイブリッド構造。
電子のスムーズな動きを実現し、発電ロスの低減に成功しています。
②優れた温度特性がHIT太陽電池の特長
温度特性の優れたHIT太陽電池は、幅広い範囲の温度で発電量をキープできるため
夏の暑い日ざしの中でもしっかりと発電を行います。面積あたりの出力も高く
比較的少ない枚数のパネルで一般家庭に必要な電力をまかなうことができるので
屋根にもやさしい。
③安心感アップの10年保証
機器の不具合や、太陽電池モジュールの出力が低下した場合などに備え、安心の
「10年保証」が用意されています(エネルギーモニタは1年保証です)。また、万が一の
自然災害(台風、落雷など)にも安心できる補償制度も用意されています。
デメリット
価格の高さ。太陽光発電パネル業界では高性能だけど高価格という扱いになってい
る。
<ソーラーフロンティアCISの特徴とデメリット>
①注目のCIS太陽電池を採用
光に対する感度が高く様々な光を吸収できること、影がかかっても電力が急激に減少
することなく安定した発電を続けること、光照射効果(太陽光にあてておくと変換効
率が増加する現象)など優れた特性を有しています。
事実、ソーラーフロンティアのCIS太陽電池では、工場出荷時より5~10%ほど出力が
増加することが報告されています。さらに、一般の太陽電池では、パネルに太陽光が
あたり温度が上昇すると発電出力が落ちる傾向にありますが、CIS太陽電池は
それほど落ちないことも知られています
②性能の向上によりコストパフォーマンスがアップ
光照射効果やパネルに影がかかっても電力が急激に減少しにくいなどの特長を持ち
年間を通じて使用した時のトータルの発電量が多く、シリコン結晶系ソーラーパネル
を凌ぐ場合もあります。実際に4.0kwシステムを構築したと思ったら4.4kwシステム並
の出力が出るというユーザーにとって嬉しい報告例あり。パネルの種類は1種類のみ
価格はオープン価格となっているが業界でも最安値を更新し続けている。
③パソコンや携帯からいつでもどこでも発電状況を確認できる
専用のホームサーバーを設置することにより、 ご自宅のパソコンで発電量や売電額
などの発電状況を確認することができます。また、携帯電話やスマートフォンから
も確認が可能で、気になる発電量を外出先からも簡単に確認することができます。
④屋根を飾るシックなデザインのパネルは20年の長期保証
ソーラーフロンティアのCISソーラーパネルは、黒を基調としたシックなデザインが
魅力で、2007年にはグッドデザイン賞を受賞しています。それだけでなく、20年の
長期出力保証も大きな魅力です。
ソーラーフロンティアでは、10年目までは最大出力の90%を、11年目から20年目まで
は最大出力の80%を保証しています。また、周辺機器には10年間の保証があります。
デメリット
パネルが大きいので屋根の面積が必要になり、同じ屋根面積だと他メーカーに比較し
て載せられる容量が少なくなる。屋根面積が小さかったり、複雑な形状の屋根には載
せにくいのがデメリット。またパネルの重量が重いため、それを気にされる方に向か
ない。
う~む。値段さえクリアできればパナソニック。ソーラーフロンティアの業界最安値ってことにもかなり惹かれる。パネルが大きい以外にデメリットもなさそうだし。逆にパナソニックに比較して特徴のメリットも多そう。ソーラーフロンティアで4kw以上の搭載が出来れば十分に採算も取れそう。
あとは両社の再見積もりの結果待ちです。
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