2016年 太陽光発電設置をご検討されている方々。まだ間に合うのか?採算がとれるのか?個人的に検証してみました。その1
年々、電力の買い取り金額が下がっていく太陽光発電ですが今年中に太陽光発電の設置をご検討されている方々もいらっしゃるかと思いますが実際のところどうなの? イニシャルコストの回収はできるの? 損をすることはないの?と疑問に思うところも多々あろうかと思います。
今日はそんな疑問をお持ちで今一歩踏みきれない方々の参考になればとブログのほうに書いていこうかと思います。
まずは、今年度の電力の買い取り価格からお勉強しましょう。
10kW以上の太陽光発電
「24円/kWh(税抜)」
10kW未満の太陽光発電
「出力制御対応機器設置義務なし:31円/kWh」
「出力制御対応機器設置義務あり:33円/kWh」
となっています。
これって、どういうことなの?ってお思いの方もいらっしゃるかと思います。
我が家を参考にしますと
太陽光パネル容量 4.59kW で、我が家のエリアでは出力制御対応機器設置義務ありなので発電した電力は1kWhあたり33円で買取しますよってことになります。
(実際我が家では、今年の2月に連携開始したので35円の買取単価になります)
一般的には1年間で発電する電力は、パネル1kWあたり約1,000kWhといわれているので、我が家で換算すると4.59×1,000ってことで、年間では約4,590kWh発電するだろうといわれています。これを単純に買取ってことになると4,590×35円=160,650円 年間買取金額となるわけです。実際にはパネル1kWあたり発電する電力は諸条件によって変わってきますが、我が家でのシミュレーションでは約1,100kWhと設置業者は算定してきてくれました。
シミュレーション上では4.59×1,100=5,049kWhとなっており、買取金額に換算すると176,715円となりました。
これだけみると、すげーっ!って思いませんか? 一般的に太陽光発電の訪問販売(特に悪徳といわれる業者)は、この部分だけをクローズアップしてきます。年間170,000円の不労所得で10年で1,700,000円の屋根上貯金をしましょー。って煽ってきます。こんな業者は絶対に相手にしないように気をつけましょー。
では、実際のところ収支はどうなるのか?
太陽光導入前では支出は▲電気代のみ
では、太陽光発電導入後は
▲電気代+▲太陽光発電月々支払いを併せたものが支出となります。
…続く
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